Long Run Reading
桐原書店編集部 編
●B5判 32頁+設問集32頁
●解答・解説書 32頁(無料・バラ納品可)
●税込定価 693円(630円)
●データダウンロード(Review Test〈全15回〉,本文データ,音声ファイル[MP3],音声ストリーミング)

Long Run Reading PLUS
桐原書店編集部 編
●B5判 32頁+設問集32頁
●解答・解説書 48頁(無料・バラ納品可)
●税込定価 715円(650円)
●データダウンロード(Review Test〈全15回〉,本文データ,音声ファイル[MP3],音声ストリーミング)

3つの特長

1. Easy to Read

易しいから読みやすい。読みやすいから内容がわかる。

2. for Listening

リスニングによるTF問題にチャレンジ。

3. Review Test

復習用・授業冒頭用・定期考査用の別問題。

教員の悩み/ニーズ/声

オススメの使い方

  1.  リスニング
    QRコードから英文全体の音声を聞いてから、設問集「A 総合問題 1st try」を解答
  2.  リーディング[速読]
    速読目標時間を目安に英文全体を通して読み、設問集「A 総合問題 2nd try」を解答

  3.  リーディング[精読]

    もう1度英文を段落ごとに読み直しながら、設問集「B 段落問題」を解答

  4. ライティング
    設問集「C 発展問題」で、本文の内容に関連した英作文にチャレンジ【思判表】

 

採用校の事例紹介

1. ストーリーが面白いから長さが気にならない![新潟県 公立高校 1年生]

A. 新課程の導入が、普段の指導に大きな変化をもたらしたということはありません。授業で4技能5領域をバランスよく取り入れながら指導する、教師が話すより生徒の英語での発話する機会を多く設けることは、旧課程でも大切なポイントでしたので、継続しています。
しいてあげるならば、学校全体の取り組みとして、新課程における指導の一環として、考査の出題内容が、知識・技能を問う設問と思考・判断・表現を問う設問に整理されたことです。生徒が考査後に学習過程を振り返り、主体的に英語を学び続けることができるようにというのがその目的です。
主体的な学びでは、考査後の解きなおしノートや普段の学習への取り組み状況を評価しています。今後は論理表現の教科書を2度使用する指導を試みます。1度目は文法事項を知識として習得し、2度目は、ディベートやディスカッションなどの言語活動の中で英語の知識を使いながら習得する練習をする予定です。

A. 「速読ができる」=「限られた時間の中で、概要をとらえることができる。問いに対する回答を見つけることができる」と考えます。速読力をあげるためには、ある程度の英語量をこなすことが大切だと考えます。教科書の1レッスンくらいの量の英文を途中で諦めることなく、一気に読めるくらいの読解基礎体力(集中力)を身につけることを目指したいです。
また語彙や基本的な文法、構文などの基礎的な知識を整理することで、外国語を学ぶ際の曖昧さを少し解消し、自信を持って読むことができるようにしたいです。そのために教科書では、読む活動に入る前に生徒の興味関心を高めることを目的とした英語でのやりとりをします。発問を考える際には、生徒のできること、知っていることから始めることを心がけています。
知識の部分では、語彙の増強、リーディングスキル指導(スキミング、スキャニング、予測力、読み返さない)を普段の授業で指導します。

 

A. 同僚の先生が中学校レベルの語彙力で少し長めの長文が読めるので週末課題用に使用してはどうかと紹介してもらったことがきっかけです。実際に読んでみると、ストーリーが面白く、長さが気にならないと思いました。英検3級くらいの英語力のある生徒なら読解基礎体力をつけるのにちょうどよいと思います。何より各Unitのストーリーが面白いです。
使用は1年生の夏休み頃からです。読んで設問に回答するだけで終わらせず、発展問題にある意見英作文をテーマにしてディスカッションをしたり、年度末に一番面白かったUnitを選んで、クラスメイトにプレゼンする活動をしてみたいです。新刊のLong Run Reading Plusを見ましたが、こちらも内容が興味深いです。面白い展開が複数あり、ストーリーが最後まで気になりました。

2. 入試長文の事前指導として英文構造理解にピッタリ![兵庫県 公立高校 1年生]

A. 4技能5領域の指導を心がけています。話すこと(やりとり)の指導と評価を研究し、実践しています。またICT機器を利用して、評価基準を生徒に提示し、話すこと(発表)、エッセイライティング(書くこと)、などのアウトプットについても指導、評価しています。日常生活の中で、少しでも英語が使えるように実践を意識して指導してきました。
今後も、継続的に今取り組んでいる活動を、ICT機器をさらに効果的に活用できるようにしたいと思います。

A. 日本語に訳すことなく、英語のルールに従って、意味の塊(チャンク)を見つけられるように指導をしています。そのために2年生の時から選択科目において、英字新聞を利用しながら英語の構造、チャンクについて指導し、定期考査ではすべて初見の英語で、その力を問うてきました。
今年の選択科目では、3つの教材を併用して指導しています。1つはLong Run Readingでこれは速読用、もう1つはSKYWARD Oceanでこれは精読用、そして共通テスト形式の練習にTACTICS10を利用しています。

A. 語彙が易しく長い文章を使用して、語彙の制約なしに文構造を認識できるように指導したいと思っていたところ、まさに求めていたものでした。大学進学を希望している生徒に対して、日本語を介在させず、英語の構造を理解できるように指導し、長文を読むことに慣れさせています。
英語の構造を見抜けるようになれば、SKYWARD Oceanを利用して、語彙も構造も難易度が上がったものでも同じように分析し、構造を理解できるようになると実感させています。共通テスト対策として、スピードを上げることと、形式に慣れるためにTACTICS10も併用し、それぞれ目的を持って3つの教材を利用しています。

A. 語彙レベルを少し上げているのだとしたら、Long Run Readingとの住み分けは意味があると思います。Lesson5の段階で、語数もLong Run Readingの後半と同じ600語以上となっているので、少し難易度が上がっていると思います。
基本的に使い方によると思いますが、語彙レベルを上げ過ぎる必要はないと思います。より難しい語彙の文章を求めるのであれば他の教材を使います。Long Run Readingの良いところは、語彙レベルが低く、語彙がわからないことで生徒の読む気力を下げずに済むところです。英文の構造や段落の構造を意味のある文章で学べるところが最大の魅力です。