A. 新課程の導入が、普段の指導に大きな変化をもたらしたということはありません。授業で4技能5領域をバランスよく取り入れながら指導する、教師が話すより生徒の英語での発話する機会を多く設けることは、旧課程でも大切なポイントでしたので、継続しています。
しいてあげるならば、学校全体の取り組みとして、新課程における指導の一環として、考査の出題内容が、知識・技能を問う設問と思考・判断・表現を問う設問に整理されたことです。生徒が考査後に学習過程を振り返り、主体的に英語を学び続けることができるようにというのがその目的です。
主体的な学びでは、考査後の解きなおしノートや普段の学習への取り組み状況を評価しています。今後は論理表現の教科書を2度使用する指導を試みます。1度目は文法事項を知識として習得し、2度目は、ディベートやディスカッションなどの言語活動の中で英語の知識を使いながら習得する練習をする予定です。