探求 現代の国語/探求言語文化 付属教材・資料見本
79/115

学習目標〈導入〉〈展開〉〈展開〉〈まとめ〉学習活動指導上の留意点教材について、目安となる配当時数と、時間ごとの「学習目標」「学習活動」「指導上の留意点」を示しました。「学習活動」については、〈導入〉〈展開〉〈まとめ〉に分けてお示ししたうえで、それぞれの学習活動に対して【評価の観点】を示しました。授業展開の全体像がつかめます。1.長文の漢文に慣れ︑正確に訓読できるようにする︒2.函谷関という一地点を中心に漢文を捉える方法に触れる︒3.戦国時代の代表的な宰相となる孟嘗君と食客とについて理解する︒1.「鶏鳴」「狗盗」について︑理解する︒2.「鶏鳴」「狗盗」の働きをなした食客に対する評価について考察する︒1.「函谷関」について知っていることを発表し︑教材の舞台について確認する︒関2.「合従」「連衡」という︑秦を軸とした戦国時代の国家間の力関係を確認する︒関3.斉読︑各自の音読などを繰り返し︑正しく訓読する︒4.第一段落の語句の確認と現代語訳をし︑冒頭の内容を押さえる︒知・読5.第二段落の語句の確認と現代語訳をし︑孟嘗君が窮地に陥った経緯を押さえる︒知・読1.第二段落を改めて読み︑窮地から抜け出す際の︑食客たちの働きについてまとめる︒読2.第三段落を読み︑語句の確認と現代語訳をする︒知・読3.全体のまとめとして︑戦国時代を生きた孟嘗君という人物を考える︒読・話教科書(一五二〜一五四)学習指導計画表【評価の観点】 関︙関心・意欲・態度︑話︙話す・聞く能力︑書︙書く能力︑読︙読む能力︑知︙知識・理解関・知・読1.特に「合従」について︑関東・関西という形で函谷関と関連させて考えさせるとよい︒2.音読においては複雑な返り点が多いので︑読みの練習には十分な時間を取り習熟させる︒3.人物名がいくつも出てくる場合は︑関係略図を書いて把握する習慣をつけるように指導する︒1.「鶏鳴」「狗盗」などが多様な食客数千人の一例にすぎないことに気づかせる︒2.「鶏鳴」「狗盗」の具体的なありさまを︑想像力を働かせて把握するよう指導する︒3.司馬遷・王安石・馮夢竜の文を利用しない場合︑「活動」を中心にまとめをするとよい︒鶏鳴狗盗史伝第2時限第1時限77*言語文化 指導資料(漢文編)鶏鳴狗盗学習指導計画表2時間扱い

元のページ  ../index.html#79

このブックを見る