探求 現代の国語/探求言語文化 付属教材・資料見本
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〈まとめ〉〈まとめ〉1出典解説…教材ごとに筆者(作者)や出典に関する詳しい解説を掲げました。教材の筆者および出典についての解説を掲載しました。教材の背景を確認する評こ論Ⅱとで、学習の導入などにお役立ていただ〈け知〉まの深す化。一九五八(昭和33)年、東京都生まれ。小説家。父(当時東京大学教養学部生物学科の助手、後に教授)の留学に伴われ、幼少期に三年間アメリカで暮らした。一九七六(昭和51)年、お茶の水女子大学理学部生物学科入学。在学中はSF研究会に所属し、同人雑誌「コスモス」に「ぼくのおかあさん」「休日」等の小説を発表する。卒業後、東京大学医科学研究所の研究生となる。その間SF雑誌「NW「累々」「双翅目」等の小説を掲載する。一九八二(昭和57)年、二十四歳で私立田園調布雙葉中学高等学校に理科教諭として着任、四年後に退職すると同時に結婚(夫の川上肇とは大学時代のSF研究会で知り合った)。教員時代に休んでいた小説の習作を書き始める。SF」で編集を手伝い、筆者略歴・出典学賞をダブル受賞。表題作「神様」に限れば、トリプ -    2.︻エキスパート活動︼担当するグループを決め︑それぞれの課題について考える︒話3.︻ジクソー活動︼グループを組み替え︑エキスパート活動で理解したことを発表し︑意見を出し合う︒話3.︻ジクソー活動︼グループを組み替え︑エキスパート活動で理解したことを発表し︑意見を出し合う︒話4.課題についてグループで話し合ったことをもとに個人でまとめ︑自己評価をする︒書一九九四(平成6)年、三十六歳で、「神様」がパスカル短編文学新人賞を受賞し、雑誌「GQ」に掲載される。一九九五年、「中央公論文芸特集号」夏季号に発表した「婆」が芥川賞候補となり、新鋭作家として注目される。一九九六年「文学界」に発表した「蛇を踏む」で芥川賞を受賞した。一九九七年、初の長編小説である『いとしい』を書き下ろしで刊行。この年刊行した短編集『溺レる』が、二〇〇〇(平成12)年、伊藤整文学賞、女流文学賞を受賞した。二〇〇一年には、長編小説『センセイの鞄』を刊行。同書は谷崎潤一郎賞受賞し、ベストセラーとなる。二〇一一(平成23)年三月の東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所での爆発事故を受け、「神様2011」を発表した。教科書(八〇〜八五)ら考えたことをジグソー活動で共有し︑改めて「神様」の持つ意味を考えさせる︒ら考えたことをジグソー活動で共有し︑改めて「神様」の持つ意味を考えさせる︒ 「神様」は、一九九四(平成6)年にASAHIネット(朝日パソコンネット)が主催し、パソコン通信によって応募・選考が行われた「第一回パスカル短編文学新人賞」を受賞した、作者のデビュー作である。単行本は、一九九七(平成9)年十一月より翌年六月まで「マリ・クレール」誌上に毎月連載した短編をまとめ、一九九八年九月、デビュー作「神様」を表題作(他八つの短編「夏休み」「花野」「河童玉」「クリスマス」「星の光は昔の光」「春立つ」「離さない」「草上の昼食」を収録)として刊行された。一九九九(平成11)年、『神様』が紫式部文学賞とBunkamura ドゥマゴ文ル受賞となった。神様川上弘美『神様』(平13・中公文庫)筆者略歴出典1 出典解説第2時限第2時限1942.︻.課エ題キにスつパいーてトグ活ル動ー︼担プ当です話るしグ合ルっーたプこをと決をめも︑とそにれ個ぞ人れでのま課と題めに︑つ自い己て評考価えをるす︒る︒話書*現代の国語 指導資料(〈知〉の深化―小説)

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